サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選は2月29日、なでしこジャパン(日本代表)はオーストラリア代表相手に1―3と黒星スタート。一方の中国代表はベトナム代表相手に2―0で快勝した。(イメージ写真提供:123RF)

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  サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選は2月29日、なでしこジャパン(日本代表)はオーストラリア代表相手に1―3と黒星スタート。一方の中国代表はベトナム代表相手に2―0で快勝した。

 中国メディアは勝利に勢いづいているかと思いきや、冷静な論調で自国代表について分析。中国メディアの南方日報は「この先2試合が中国代表の命運を握る ブルーノサッカーの理念は力を発揮せず」との見出しで記事を掲載した。

 記事は日本と北朝鮮が6チームの中で「最強レベル」であると紹介。対して今年の中国代表は去年の代表メンバーに技術や戦術レベルで追いついていないとし、ブルーノ・ビニ中国代表監督が描く試合展開を未だフィールド上で描けていないことを指摘した。続けてチームの調整にはまだ時間が必要だと主張しつつも、2日には北朝鮮、4日には日本との試合が迫っていることに言及。この2チームとの試合が中国代表のリオ五輪への命運を握るのだと強調した。

 一方の日本代表は、2日に韓国代表との試合を控えている。韓国は強豪北朝鮮相手に引き分けとの結果を残し勢いに乗っており、日本代表がのまれることなく本来の実力をだせるか不安な部分も残る。初戦の黒星や不安をを拭い去るような勝利に期待だ。(編集担当:大平祥雲)(イメージ写真提供:123RF)