別れた後も友達。元カレとのちょうどいい距離の取り方
別れた後も彼と顔を合わせる機会がある場合、どう接するか戸惑うことってありませんか?
喧嘩別れした場合や揉めに揉めて別れた場合は別ですが、お互いによく話し合って別れた場合、どのようにして彼と程よい距離を取ればいいのでしょうか。
今回は、それをうまく実現した人たちに話を聞いてみました。
■1.別れる前にお互いによく話し合う
「それぞれやりたいことがあって、将来二人が一緒にいるビジョンが見えなくて別れました。別れた後も仕事で顔を合わせるので、『別れたからといって、変にぎこちなくなるのはやめよう』という取り決めをしていました。共通の知人との飲み会などのイベントについては、今でもお互い参加しています。」(出版関係/25歳)
周囲から不思議に思われたり、変に気を遣わせてしまうのを避けるため、あらかじめどのように接するかなどを話し合っておくと良いでしょう。
別れた相手と仕事などで今後も顔を合わせるようならなおさら、別れた後のお互いの距離感を決めておくことが大切です。
■2.程よく連絡を取るようにする
「高校時代から付き合った元カレとは、別れた後も連絡を取っています。もちろん、頻繁ではなく、たまにといった感じですけど。他の男友達のように、たまにLINEで連絡をするくらいの関係になったことで、『元カレ』だと変に意識せずに接することができていると思います。」(ブライダル関係/24歳)
「別れた後も友達」というのを決めたのであれば、まったく連絡しなくなるのはちょっと不自然ですよね。「元カレだから…」と考えるのではなく、他の男友達と同じように考えてみて。
いがみあって別れたわけではないなら、たまに連絡するくらいの関係になって、つき合う前の友達の状態に戻ったと言えるのではないでしょうか。
■3.たまに食事をする
「前の前の彼女とは、円満に別れたんですよね。共通の友達が多かったこともあって、別れた後もたまに会って食事して、近況報告をしていました。お互いに新しい恋人ができてからは、さすがに二人で会うのはやめましたが、今でもたまにメールくらいはしています。」(小売/27歳)
別れた後もたまに食事したり近況報告をすることが、「元カレ」「元カノ」が「友達」へと変わるプロセスになることも。
ただしここで重要なのは、間違ってもエッチしないこと。別れた後も体の関係がずるずる続くようでは、ただの「セフレ」になってしまいます。その線引きはしっかりしておきましょう。
■4.悩みを相談する
「元カレとは気心も知れていてお互いのダメなところも分かっているので、別れた後も仕事や恋愛の相談をする関係です。でも、お互いに決めていることがあって、相談はメールやLINEですることにしています。会ったり電話した場合、お互いの新しいパートナーが不安になると思うので、ルールを守った上でやり取りをしています。」(ネイリスト/25歳)
元カレや元カノは、お互いの長所・短所を知っている分、別れた後も良い相談相手になることも。特に恋愛においては、一番よく知っている相手だといえるでしょう。
ただし、新しいパートナーがいる場合、会って悩みを相談したり、電話で相談するのはやめておいたほうが良さそう。これは3にも通じるところがありますね。きちんとルールを守った上で相談するようにしましょう。
■おわりに
「別れた後も友達でいようね」と言うのは簡単ですが、実行するのは意外に難しいもの。今回取材した人たちは、それぞれ工夫して丁度いい距離を維持していました。
ポイントとしては、元恋人と友達でいるには、うっかりエッチしないことが大切ということ。体の関係を復活させてしまうと、友達関係を維持するのが難しくなってしまいます。
きちんと線引きした上で友達としてお付き合いしていきましょうね。(恋愛エステティシャン桜子/ライター)
(ハウコレ編集部)(平尾優美花/モデル)(柳内良仁/カメラマン)