ユヴェントスは29日のセリエA第14節で、パレルモにアウェーで3-0と勝利した。リーグ戦では4連勝。真のビッグクラブとしての歩みを取り戻した。ローマは勝ち点3差に迫っている。そしてユーヴェの巻き返しは続いている。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は笑顔でいられるはずだ。

「プレー内容からも、インテンシティーからも、選手たちは素晴らしい試合をしたね。簡単な試合ではなかった。特に水曜にマンチェスター・シティと戦ったところだからね。エネルギーを消耗していたんだ。だが、選手たちは90分間よくもってくれた」

「我々はうまくやっている。勝ち点を取り戻しており、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ突破を決めた。次は直接対決に向けてしっかり準備しよう(ユーヴェは12月4日にホームでラツィオと対戦)。巻き返し? 私はずっと挽回できると信じていた。11月は素晴らしい月になったね」

シーズン序盤戦と比べて何が変わったのか。アッレグリ監督はこう述べている。

「今はフィジカルコンディションが良いんだ。選手たちはまとまっており、いつ加速すべきかを分かっている」

アルバロ・モラタは3試合連続でベンチスタートとなったが、指揮官は次のように語った。

「彼は23歳の若者で、まだコンスタントにプレーできるようにならなければいけない。今年の彼には昨年と違うプレッシャーがあるんだ。昨季は(カルロス・)テベスと(フェルナンド・)ジョレンテが前におり、彼はレギュラーの座を手にしようとしなければいけなかった。今季はレギュラーであり、マネジメントが必要だ。ほかの仲間たちと同じだよ。彼は冷静でいなければいけない。成長し、ますます重要な選手となるはずだ」