ローマのケヴィン・ストロートマンが26日、「またボールを触れて良い感触だ」とツイートした。トリゴリアの練習場でボールを蹴る場面の写真も掲載されている。

ストロートマンは9月、左ひざの3度目の手術を受けたが、順調に回復しているようだ。すぐに復帰できるわけではない。2月前ということはない。だが、2014年3月に最初にケガをしてから約2年。ストロートマンはようやくトンネルの出口を見つつある。

回復までのメニューはしっかりと決まっている。ジムでの特別メニュー、ピッチでのメニュー、負荷をかけたときの体の反応、パワー、バランス、安定性、スタミナ…。だが、ストロートマンはこれまでのリハビリではなかったほど良い感触を覚えている。久しぶりに笑顔なのだ。

ストロートマンはオランダ代表としてEUROに出場するために回復したいと望んでいただろう。だが、オランダが出場権を逃したことで、すべてが予定どおりに進めば、ストロートマンは夏もトレーニングと休養にあてることができる。

一方、チームはアタランタ戦に向けた準備のためにトレーニングを再開。ダニエレ・デ・ロッシの回復が注目される。モハメド・サラーとジェルビーニョはフィジオセラピーを受けた。フランチェスコ・トッティはまだ別メニュー。ナポリ戦で復帰する可能性もあるが、年明けになるかもしれない。