Jリーグ功労選手賞に元日本代表のDF宮本氏、FW柳沢氏ら5名が選出

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▽Jリーグは17日に開催された理事会で、元Jリーグ選手のDF新井場徹氏、DF中田浩二氏、MF藤本主悦氏、DF宮本恒靖氏(写真)、FW柳沢敦氏に対し、功労選手賞として表彰することを決定したと発表した。

▽同賞はJリーグに貢献した引退選手に贈られる賞で、Jリーグの定める総出場試合数などの基準を満たした元選手に贈られる。なお表彰は、12月21日(月)に開催する2015Jリーグアウォーズにおいて実施される。

▽Jリーグは、前述した5選手の選考基準および各氏の受賞理由について以下のように説明している。

◆DF新井場徹(36)

現役時代在籍したチーム:G大阪、鹿島、C大阪

■参考

・総出場試合数574試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も540試合と基準(400試合)を上回る。

・2002年、2008年〜2010年にJリーグ優秀選手賞を受賞した。

◆DF中田浩二(36)

現役時代在籍したチーム:鹿島

■参考

・総出場試合数432試合(基準500試合)、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数328試合(基準400試合)ともに基準には満たないが、日本代表として52試合に出場。

・2002年、2006年のFIFAワールドカップにも出場した実績がある。

・2000年〜2002年に優秀選手賞、2001年にはベストイレブンを受賞した。

◆MF藤本主悦(38)

現役時代在籍したチーム:福岡、広島、名古屋、神戸、大宮、熊本

■参考

・総出場試合数532試合と基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も525試合と基準(400試合)を上回る。

・19年間にわたり、計6クラブに所属し、各クラブにおいてキャプテンシーを発揮した。

◆DF宮本恒靖(38)

現役時代在籍したチーム:G大阪、神戸

■参考

・総出場試合数499試合は基準(500試合)に満たないが、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数は412試合と基準(400試合)を上回る。

・日本代表キャプテンとして、2002年、2006年のFIFAワールドカップに出場。

・2000年に優秀選手賞を受賞した。

・Jリーグ特任理事を務める。

◆FW柳沢敦(38)

現役時代在籍したチーム:鹿島、京都、仙台

■参考

・総出場試合数573試合は基準(500試合)を満たしており、リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯出場試合数も470試合と基準(400試合)を上回る。

・日本代表としても15試合に出場した実績がある。

・1997年に新人王、1998年、2001年、2008年にはベストイレブンを受賞した。