この日はインの9ホールをラウンドした宮里藍(撮影:福田文平)

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<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇5日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(6,550ヤード・パー72)>
 国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が7日(木)より4日間の日程で開催される。この試合には米ツアーを主戦場とする宮里藍が参戦。宮里は2日に帰国、昨日コース入りし18ホールをラウンド。この日はインコースをラウンドしコースの感触を確かめた。
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 コースの印象を「グリーンのアンジュレーションがキツいぶん、グリーン周りも易しくない」と話した宮里。スコアメイクにはショートゲームの精度がなにより重要になりそうだ。
 調子は「可もなく不可もなく」とボチボチという状態だと昨日話していたいた宮里。日本の芝への適応は「昨日より今日。今日よりは明日って感じで良くなると思う」と問題なさそうだった。
 予選ラウンドは昨年覇者の成田美寿々、ジェシカ・コルダ(米国)と同組に。成田は宮里とのラウンドを熱望していたが、そのことは「知っていました」と宮里の耳にも入っていた。「練習ラウンドは去年の全英でしたことがありますが、試合では初めて。ゴルフの印象より、彼女のキャラクターの印象の方が強いですよね。ハートがいい子だなと」と成田の印象を話していた。
 「日本での試合はあんまりできていないので、上位争いがしたいですね」と今季初の国内ツアーへの意気込みは十分。昨年よりはパットの調子も良く、復調への手ごたえもつかみかけている。久しぶりの母国の大会で結果を残し、米国での戦いに弾みをつけたいところ。宮里は明日のプロアマ大会には資格がないため出場しないが、コースには来て最終調整を行う予定になっている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>