XFN-ASIAによると、中国インターネット検索最大手バイドゥ(百度)は4日、2007年に日本語サービスを開始すると発表した。李彦宏CEO(最高経営責任者)は声明の中で、半年にわたり研究を続けてきたとしたうえで、「英語以外の言語での検索能力の高さ、中国語と日本語の類似性から、日本の検索市場参入はわれわれにとって理想的な次のステップとなる」と自信を示している。

  一方、米ナスダック市場での同社の株価は、米投資会社大手WRハンブレヒトのアナリスト、ジェームズ・リー氏が、中国での事業の先行き期待感から投資判断を「バイ」に維持したことを受け、前週末比3.68ドル(3.31%)高の114.88 ドルに上伸した。 【了】

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