24年振り4度目のイタリア優勝で幕を閉じたドイツW杯から約4ヶ月が経った。“優勝フィーバー”に陰りが見える国内をよそに、ドイツ・ドゥイスブルグは依然“W杯優勝効果”が続いている。

ドイツW杯期間中にアズーリ(イタリア代表)が拠点としたホテル「ランドハウス・ミルザー」を、多くのイタリア人が訪れている事が判明した。14日付のガゼッタ・デッロ・スポルト紙のインタビューに応じた支配人アントニオ・ペッレ氏は「宿泊客から『ガットゥーゾの部屋に泊まりたい』との要望が多いよ」と嬉しい悲鳴を挙げた。イタリア・カラブリア州出身のペッレ氏によると、ガットゥーゾの「121号室」とカンナバーロの「200号室」が最も人気が高く、トッティの「123号室」、デル・ピエロ「207号室」が次ぐ人気との事。

先日行われたACミラン対インテルによる「ミラノ・ダービー」を同郷ガットゥーゾから招待されたペッレ氏。普段とは逆に“もてなし”を受けたペッレ氏は「サンシーロは最高だったよ。ジラルディーノ、ピルロ、グロッソとも再会して、ガットゥーゾの経営するレストランで食事をしたよ」と満面の笑みで語っている。