12日、無投票で再選が決まった小沢代表(中央)と談笑する菅代表代行(左)と鳩山幹事長。(撮影:吉川忠行)

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民主党は12日午後、東京都千代田区の党本部で、任期満了に伴う代表選の立候補を受け付け、小沢一郎代表の代理人が20人以上の推薦人名簿を添えて届け出た。締め切りの午後3時までに小沢氏以外の届け出はなく、無投票で事実上の再任が決まった。

 新代表は、25日に都内で行う臨時党大会で、正式に承認される。任期は2008年9月までの2年間。在任中に行われる10月の衆院補選、来年の統一地方選や参院選に向けた党役員人事や外交・安保などの政策論議が、今後の焦点となる。

 小沢陣営は、立候補受け付けが始まった午後2時ごろに松野頼久、松原仁両衆院議員と小川敏夫参院議員の3氏が、代理人として立候補の届け出を行った。推薦人には旧自由党系の議員に加え、菅直人代表代行、鳩山由起夫幹事長のグループや若手・中堅、旧民社党系議員などが幅広く名を連ねている。

小沢陣営が提出した推薦人名簿は次の通り。

大島敦 小川敏夫 尾立源幸 加藤公一 北澤俊美 後藤斎 佐々木隆博 笹木竜三 島田智哉子 榛葉賀津也 神風英男 仙谷由人 筒井信隆 津村啓介 長浜博行 林久美子 原口一博 伴野豊 松野頼久 水岡俊一 峰崎直樹 森ゆうこ 山口壮 山根隆治 笠浩史 【了】

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