2006年F1第3戦オーストラリアGPは2日、当地アルバートパーク・サーキットで行われた。スタート直前のフォーメーション・ラップで、2番グリッド出走のジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)が、トラブルでピットレーンからスタート、また4度のセーフティカーが走行されるなど、荒れ模様の展開の中、終始安定していたフェルナンド・アロンソ(ルノー)が今シーズン2勝目、ルノーは開幕から3連勝を飾った。

 4周目、クリスチャン・クリエン(レッドブル)がクラッシュし、この日2度目のセーフティカーが導入。そのリスタート直後に2番手につけていたアロンソが、前日にポールポジションを獲得し、トップを走行していたジェンソン・バトン(ホンダ)を交わし、トップに躍り出る。その後、2度のセーフティカーもアロンソは臆することなく、そのままトップを守り続け、通算10度目のチェッカーフラッグをうけた。

 2位にはキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)が入り、3位にはラルフ・シューマッハ(トヨタ)が今シーズン初の表彰台に上った。

 最終周、5番手を走行していたバトンは、ゴール付近でエンジンブローでマシンをとめ10位。スーパアグリは、佐藤琢磨が12位、井出有治が13位と、初めて2台ともに完走を果たした。

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