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ジェフユナイテッド市原・千葉のオシム監督が、ベオグラードの新聞“Blic”のインタビューで、バルサやチェルシーなどについて語った。

その中でオシム監督は、2005年のバロンドールやFIFA最優秀選手賞など個人タイトルを総なめにしたバルサのロナウジーニョについて「彼は信じられないようなプレーをするが、同時にリスクを冒しすぎるきらいがある。それに自身がノッている試合はいいが、そうでないときはチームにとって完全なる役立たずの選手となる」とコメント。さらに「決定力の面では、ペレやマラドーナの方がはるかにロナウジーニョをしのいでいた」と続けた。

また、バルサについては「ロナウジーニョがダメな日にもバルサが機能するのは、そのほかのデコ、エトー、メッシー、チャビなどがその都度いいプレーをしてチームを助けるからだ」と話し、バルサのCL次戦の相手チェルシーについては「モウリーニョのチームは精密機械のよう。そんなにいいプレーをしなくても常に勝てるチームだ。そして、選手たちが自分たちの役割と責任を知っている。そのスタイルは、ユーベに近いね」と分析し、チェルシー有利であるとの見方を示している。