1月26日、鹿児島県と宮崎県の県境に位置する霧島山・新燃岳(しんもえだけ)が52年ぶりの爆発的噴火を観測してから、ちょうど1年がたった。現在も再噴火の可能性が指摘されており、近隣住民にとって予断を許さない状況が続いているが、爆発的噴火が危惧されているのは霧島山・新燃岳だけではない。実は、同じマグマだまりを共有する鹿児島県・桜島の噴火活動が、例年にないほど活発化しているのだ。桜島といえば、噴煙