およそ、多国間(マルチ)であれ、二国間(バイ)であれ、国際交渉に参加するか否かが、これだけの大問題、国論を二分するホットなイシューになった国は、おそらく日本だけだろう。なぜなら、たとえば、今、米韓FTAで韓国内が紛糾しているのは、交渉に参加し、米韓政府間で合意がされ、協定に署名がされた上で、それを議会で批准するか否かをめぐって、だからである。ガットウルグアイラウンド交渉で、牛肉やオレンジ、コメ等の