東京電力福島第1原発と第2原発で非常勤産業医を務めている愛媛大学大学院教授の谷川武医師(49)=公衆衛生学=が2011年6月1日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。震災後も2度にわたって現地で作業員を診察した谷川氏は「疲労はヒューマンエラーにつながる」として、作業員の衛生環境の向上を訴えた。    また、東電本社の指示に反して海水の注水を続けた福島第1原