臨時国会が閉幕した。菅総理は、十月一日、所信表明演説において「熟議の国会」にしていくと述べた。しかし、みんなの党提出の全ての法案がたな晒しにされる中で再三要求してきた国会会期延長要求を無視し、閉幕するとは、どこが「熟議の国会」なのか。これは、次々と問題を起こす菅内閣が、臭いものにフタをするようなものだ。今国会は、尖閣諸島沖の体当たり船長の釈放により国際社会に対して日本が中国の圧力に屈するとの印象を