「宇宙と紅茶」という一見すると全く関係のないように思える2つの要素をかけあわせ、国際宇宙ステーションで宇宙飛行士が船外活動から戻った時に感じるという「甘い香り」を再現した紅茶が「SPACE TEA」です。試作を重ね1カ月前から発売が始まったという世界初の一品が通販で手に入ったので、さっそく買って飲んでみました

SPACE TEA(スペースティー)

http://base.space-tea.com/

SPACE TEAをネットから注文すると、簡単な説明書きと箱にティーバッグの入った缶が送られてきました。



いずれの説明書きも白と黒のモノクロでスタイリッシュなイメージ。



SPACE TEAは「国際宇宙ステーションでで宇宙飛行士が船外活動から戻った時に感じるという宇宙服についた『溶けた金属のような甘い香り』と、その由来といわれる『ギ酸エチル』の香りをもとに、ベリーにも似た宇宙の香りを再現した紅茶」だそうです。



白い箱から紅茶の缶を取り出しましたが、ビニールに包まれていました。



缶の大きさは手にすっぽり収まるくらいで、だいたいマクドナルドのドリンクのMとLサイズの中間くらい。



20個のティーバッグが入っており、価格は税込2160円なので1個あたり108円。



原材料は紅茶・ジンジャー・ペパーミント・香料などが入っており、マロウ(ウスベニアオイ)という青い花も。



缶の中に直接ティーバッグが入っていると思いきや、アルミに包まれていました。



袋から取り出すと、ミントの香りが広がりました。ティーバッグには黄色や青色の花びらのようなものが入っています。



さっそく沸騰したお湯で紅茶を入れると、ベリーかどうかは分かりにくいですが、不思議な甘い香りが広がります。



2〜3分間ティーバッグを浸し、取り出したら完成。お湯を入れるとよりミントの香りが強くなります。



特に怪しい香りはしなかったので躊躇せずに飲んでみると、ミントの香りは感じられるもののミントの味はありません。かといってチャイのようにジンジャーの味が効いているわけでもなく、口に含むと花のような香りが広がる飲みやすい部類の紅茶といえそうです。「ベリーに似た香りがする」と説明に書かれていた通り甘い香りはありますが、ベリーっぽい酸味は感じられませんでした。



苦味が弱まるとのことで、ミルクを入れて飲んでみます。



ミルクとの愛称もいたって良く、普通の紅茶として飲めるイメージ。コンセプトが壮大なので飲む際にやや身構えてしまったものの、想像していたよりも驚きは少ない印象です。



SPACE TEAは現在インターネットで販売されており、価格は税込2160円で送料は別。宇宙の香りを体験したい人に特にオススメで、客人を向かいいれたりする時にもよさそうです。

SPACE TEA(20ティーバッグ入り) | SPACE TEA(スペースティー)