2015年に間に合いましたね!! - HENDOホバーボード

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 米HENDO HOVER社が開発した次世代ホバーボード「HENDOホバーボード」が国内販売されることがわかった。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』に登場する、空中に浮かぶスケートボードがついに実現する。

 「HENDOホバーボード」は、ボードに組み込まれた4個のホバリングシステムエンジンが特殊な磁場を発生させ、浮力を生成して空中を走行する。これは電気の発生と磁場の変化が関係しているため起こる現象、電磁誘導に関する法則の一つであるレンツの法則に基づいた技術「マグネティック・フィールド・アーキテクチャー(MFA)」を応用したものだという。そのため、充電してもバッテリー駆動時間は7分と短く、アルミニウムや銅など誘電性のある物質の上でしか浮くことはできないが、それでも空を飛べるというだけで十分な仕上がりだ。

 また研究開発者向けに、「マグネティック・フィールド・アーキテクチャー(MFA)」に基づいた小型エンジン開発キット「HENDO開発キット-THE WHITEBOX+-」も併せて販売が予定されている。このエンジンは自分が浮かせたいものに組み込むことができ、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで左右前後に動かしたり、軸を中心に回転させたりなどの操作ができるという。

 これらの販売を予定しているのは、株式会社デロリアン・モーター・カンパニーと株式会社ドゥモア。両社とも2015年10月に「HENDOホバーボード」を、2015年7月に「HENDO開発キット-THE WHITEBOX+-」を出荷する予定。(編集部・井本早紀)

株式会社デロリアン・モーター・カンパニー 販売情報
「HENDOホバーボード」税込み価格:170万円 2015年10月出荷開始予定
「HENDO開発キット-THE WHITEBOX+-」税込み価格:17万8,000円 2015年7月出荷開始予定

株式会社ドゥモア 販売情報
「HENDOホバーボード」税抜き価格:130万円 2015年10月出荷開始予定
「HENDO開発キット-THE WHITEBOX+-」税抜き価格:15万円 2015年7月出荷開始予定