ジェノア戦で初ゴールを決めた本田圭佑 <br>(Photo by  DPPI/フォート・キシモト)

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日本テレビ「Going! Sports&News」(12日放送分)では、「本田はゴールを予言!? 真相を記者に直撃」と題し、7日のジェノア戦でセリエA初ゴールを決めた本田圭佑の周辺情報を伝えた。

初ゴールの2日前、5日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙では、滅多に取材を受けない本田が1時間にも及ぶインタビューを受け、この中で「僕は近いうちにセリエAで初ゴールを決めるだろう」と自身のゴールを予言したという。

番組は、このインタビューを担当した同紙・ボッチ記者を直撃。「どうやって本田のインタビューに成功することができたのですか?」と尋ねると、記者は「ミランの広報に何度もオファーしてようやくOKが出ました。聞くところによると本田は最初インタビューを受けることを躊躇していたそうです。イタリアのスポーツ紙は意地悪だと思っていたのかもしれないですね」とコメント。

また、この時の本田の様子について「ミランの選手がクラブハウスでインタビューを受ける時は大抵ユニフォームです。必ずというわけではありませんが、ラフなトレーナー姿で現れる選手もいます。ところが本田はエレガントな私服でした。ネクタイを締めてブルーのダブルのスーツ。お洒落に気を配っているのがよく分かりました」と説明したボッチ記者は、自分のスタイルに強いこだわりを持つ本田を「自分のイメージをアピールする一方で目立ちたくないという願望も感じられます。ちょっと変に思えますよね。彼は自分と外の世界の間に壁を作ろうとしている」とも分析した。

そんな本田の問題点を「前半を見る限り、守備を改良しなければならない。フィジカルもスピードももっと高めなくてはならないでしょう」と指摘したボッチ記者は、「私が“ベッカムにインタビューした時はもっと時間が長かったですよ”と言ったら本田は“ベッカムがそんなに長いインタビューを受けたと聞いたことがない”と言っていました」というやり取りも披露している。