讀賣 12 − 5 マリーンズ
ニッカン式スコア


12日にQVCマリンで行われた讀賣とのオープン戦。涌井が先発と言うことで注目されましたが、結果はマリーンズの大敗でした。

試合は1回裏に荻野貴が先頭打者ホームランで先制。3回には根元もソロホームランを放ちます。
しかし涌井がピリッとせず3回までに3失点。さらに5回には連打を浴びて5失点。なんと5回までに8点も取られてしまいました。
とにかくストレートが走らず、スタミナ面も不安たっぷり。伊東監督は先発ローテの一角として考えているようですが、このままでは竹清後藤レベルになってしまいます。奮起を期待しましょう。
まあ、シーズン始まっても防御率4点台で負けが先行、しかしシーズン終盤に突如ノーヒットノーランを決めるというのもロッテらしくていいと思います。涌井は千葉出身ですから、ロッテに染まる要素は十分です。あるいはもう染まっているのかもしれません。

リリーフ陣はテスト入団組の元日ハム金森が3失点ですが、服部や吉原は無失点。中継ぎ陣はこの辺が頑張ってくれればなんとかなりそうです。


涌井、炎上! 巨人相手に5回9安打を浴びて8失点 (スポニチ)

ロッテの涌井が炎上した。オープン戦2試合目の先発涌井は5回74球を投げ、2本の本塁打を含む9安打を浴びて8失点という散々なものだった。

 初回こそ3人で締めて、上々の立ち上がりと見せた涌井だったが、2回2死、阿部に高めの球を右翼にソロ本塁打を浴びた。3回には片岡に右中間二塁打、坂本の左翼線適時打などで2点を献上。さら5回には村田の2点左越本塁打など長短5安打を浴びるなど粘れずに5点を献上する乱調ぶりだった。



涌井8失点に指揮官バッサリ「このまま開幕なら不安」 (スポニチ)

 本拠デビュー戦で、不安が募った。先発の軸として期待される涌井が5回9安打8失点の大炎上。最速は142キロ止まり。2発の被弾もあり「腕の振りが悪かった。コースを狙った球が甘くなった」とうなだれた。

 西武時代からの教え子が、力強い直球で巨人打線をねじ伏せることを期待していた伊東監督も、ふがいない姿にいらだちを隠せなかった。「サインが出されたまま投げているだけ。何の収穫もない。調子が上がってこないので、このまま開幕なら不安だよ」と厳しい言葉を並べた。

 今季の初登板は本拠地開幕戦となる4月1日の西武戦が濃厚。開幕まで登板機会は2試合しかない。「次は結果にこだわりたい」と涌井。静かな口調で同じ失敗を繰り返さないことを誓った。




打者で目立ったのは荻野貴、先頭打者ホームランを含む3安打に1盗塁。1番打者の座を射止めつつあります。
あの足の速さは魅力なのですが、荻野貴の難点はチームバッティングができないこと。
荻野貴の辞書に右打ちという言葉はありません。どこにランナーがいても一切気にせず引っ張りにかかるフリーダムなバッティングは1番打者のそれではありません。まるで大塚明のようです。
とにかく塁に出れば相手の脅威となるバッターですから、まずは率を上げることですね。
それとケガをしないこと。むしろこちらの方が大事かもしれません。


荻野貴3安打1番中堅前進「ケガをしないように」 (スポニチ)

ロッテの荻野貴が本塁打を含む3安打と活躍し、「1番・中堅」の座に大きく前進した。

 初回に先頭打者で杉内の速球を左越えに運ぶと、5回は二塁打、7回は左前打を放った。好調が続くが、昨季まで故障に苦しんだだけに「まずは今の調子を維持し、ケガをしないようにケアをしたい」と控えめだった。3回には投球を外されながらも二盗に成功。随所に好走塁も見せた。首脳陣も俊足を高く評価しており「足を生かしたプレーは自分の持ち味」と胸を張った。


井上も途中出場でタイムリーを放っています。最近マスコミからの注目度が上がってきていますから、足元をすくわれないよう注意が必要です。


アジャ井上、初の巨人戦で適時打「まずは野球で目立ちたい」 (スポニチ)

 ロッテの「アジャ」こと井上がまた結果を出した。5回に左前打で出塁した井口の代走で出場。そのまま一塁の守備に就き、7回2死一塁から久保の投じた内角低め124キロのフォークをうまくすくい上げて左翼線適時二塁打。打率を5割に乗せた。

 昨年のセ・リーグ覇者の巨人との初対戦でキラリと光る一打。井上は「内に入ってくる少し沈む球。うまく打ててよかったです」と自画自賛。伊東監督は取材や企画出演のオファーが殺到している井上に対し“取材規制”を指令したが、本人も「(キャラクターとかではなく)まずは野球で目立ちたい」と自覚十分だ。

 球界で日本人最重量115キロの体重に加え、女子プロレスラーのアジャ・コング似の容姿と話題性豊富なドラフト5位ルーキー。打撃絶好調でシーズンインがますます楽しみになった。




ロッテのアジャ井上、“ご本家”からの激励に発奮打! (サンスポ)

ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が12日、巨人戦に途中出場。七回二死一塁で迎えた打席で、久保から“本拠地初打点”となる左翼線二塁打を放った。この日はわずかに1打席。「その1打席で結果を出してくれた」と伊東監督も惨敗の中に光明を見いだした。

 「集中できました。きょうは集中できる材料もいっぱいありました」

 試合前、井上の元にテレビ局を通じて女子プロレスラー、アジャコング…つまり“ご本家”から激励のビデオレターが届けられた。日頃から「いつかはごあいさつにうかがわなければ、バチが当たります」と気をもんでいただけに、背筋が伸びた。

 そして、日本生命の同期、巨人のD1位・小林がティー打撃中に歩み寄ってきた。「元気? そっちは? みたいな…。なんてことない会話でしたが、自分にとっては一番の刺激。やはり負けられないので…」。ライバル心を打席につなげた。

 さらに試合後は鈴木、益田と東武百貨店による「開幕PR用ポスター」の撮影。新人では井上が唯一の起用となった。オープン戦の打率は・500(24打数12安打)。「数字は気にしません。自分のできることをやって、開幕1軍に残ることだけです」。アジャの進撃が止まらない。 



里崎もホームラン。ビックリマン大使に任命されてやる気を出しているようです。
里崎は今もビックリマンシールを保存しているのですね。自分はあまりシールに興味がなく、「チョコいらないならくれ」と言う派でした。

里崎「ビックリマン」PR大使就任 当たり&一発も出た (スポニチ)

ロッテの里崎が、発売30周年を迎えた「ビックリマンチョコ 悪魔VS天使シリーズ」のPR大使に就任した。

 子どものころからビックリマンファン。シールのコレクションは数百枚で「今でも大事に保存しています」という球随一のコレクター。07〜08年に「ビックリマン プロ野球チョコ」が発売された際には里崎のシールも入っていた。

 「(自分が)シールになった時はメチャクチャうれしかった。子どものころのお小遣いは1日100円できっちり3個買っていたから、プロ野球選手になれて今はロッテでプレーできている。一途にビックリマンチョコとロッテを思い続けてよかったです」

 大使就任式の直後にロッカールームで食べた1つ目のチョコで“当たり”のキラキラシールを引き当てると、チームメートから「さすが大使ですね」と歓声が沸き起こった。

 この日の巨人戦ではオープン戦初安打となるソロ本塁打も放ち、里崎にとっては最高の1日になった。




オープン戦の戦績は若干心配です。このままでは危ないです。たった88勝しかできそうにないなんて・・・。
しかし、プロ野球チームは勝ち負けだけでなくファンサービスも大事。
成瀬が社長に掛け合って子供たちにユニフォームを配布することになったようです。


ロッテ太っ腹!ユニホーム無料配布、成瀬直訴で実現 (スポニチ)

ロッテが本拠地開幕カードとなる4月2、3日の西武戦で、中学生以下の来場者にユニホームを無料配布することを決めた。

 当初の計画では対象を中学生以下のファンクラブ会員のみとしていたが、選手会長の成瀬が山室晋也球団社長に「来場する子供全員に配ってほしい」と直訴。予算は推定で250万円から4倍の1000万円に膨れ上がるが、みずほ銀行出身で「リアル半沢直樹」と呼ばれる山室社長も「4倍返しのリクエストだが、ファンサービスを思って言ってくれてありがたかった」と了承した。

 千葉県の一部も東日本大震災で大きな被害を受けており、成瀬は「被災地域の子供たちに(2、3日は)球場に来てほしい。ファンサービス日本一を目指して球団と選手が一致団結したい」と話した。



ケチなロッテが大盤振る舞い。ずいぶん太っ腹です。
むしろ腹が太いのは成瀬だと思っていたのですが、今年の成瀬は痩せているんですよね。
成瀬のお腹周りから消えた贅肉が球団のお腹についたということでしょうか。こちらのお腹はどんどん太くなってほしいですね。


最後に初芝神の話題。
2005年に引退していますから、初芝神の現役時代を知るファンもどんどん少なくなっていくのが悲しいところです。
ですが初芝神はミスターロッテというよりも、神、あるいはゴッドと言うべき存在だったのです。
初芝神をどのように表現すべきなのか。ファンとして悩ましいです。神とゴッド。皆さんはどちらが良いと思いますか?

現在初芝神が社会人のセガサミーの監督に就任し奮闘しています。マリーンズだけでなくセガサミーも注目ですね。


元ミスター・ロッテの初芝監督初陣飾れず、セガサミーが敗れる (サンスポ)

元ロッテ内野手で社会人野球セガサミーの初芝清監督(47)が10日、埼玉・岩槻川通公園野球場で行われた社会人野球東京大会リーグ戦の初戦、新日鉄住金かずさマジック戦で、公式戦で初めてさい配をふるった。

 記録は安打ながら、強風で外野手が目測を誤って失点する場面があり、3投手が計8四死球を与えて3−5で敗れ、初陣を飾れなかった。

 「守備のミスが失点に絡んでしまった。昨秋日本選手権に優勝した相手のチーム力に反省させられることが多かった」と振り返った。ただ、打線が6安打ながらもオープン戦ではなかった二回の3得点のような集中攻撃をプラスと考え、「目標はもちろん都市対抗優勝」ときっぱり言い切った。



セガサミー 初芝監督、公式戦初勝利に「ホッとした」 (スポニチ)

セガサミーの元ロッテ・初芝清新監督が公式戦初勝利を飾った。

 前日乱調だった投手陣が粘り強さを発揮して完封リレー。「ホッとした。選手が結果を出してくれた」と笑顔を見せた。本職ではない三塁でぶっつけ起用した宮之原が好守で失点を防ぐなど采配が的中。宮之原は「監督をなんとか勝たせてあげたかったので良かった」と喜んだ。