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男性が女性に抱く理想があるように、女性だって男性に抱く理想があります。その1つに「器の大きな男性」が挙げられます。とは言っても、どういう男性が器の大きな男性なのでしょうか。その基準はとても曖昧です。そこで今回は、女性の前ですると「この人、器が小さくない? 」と思われてしまう男性の特徴をご紹介します。

○逃げるが得と考える男性

後輩や部下のミスであったり、得意先やお客様のクレームなどが起こった時、また自分自身のミスが発覚したときと言うのは人の器が試されるときでもあります。そんなとき、あなたの彼や知り合いの男性はどうしますか。

クレームの電話がかかってきたとき「いないって言って」「会議中だからとりつげないって断って」と逃げる男性。「部下の○○のミスで……」と自分は関係ないと言う態度は、器が小さく感じてしまいます。大変な時こそ、真摯な対応ができるかどうか。そこで器の大きさが見えてきます。

○喜怒哀楽の「怒」と「哀」ばかり人に向ける

器が小さい人の多くは、心に余裕が持てていないと感じることがあります。怒ることがダメなのではなく、人ごみでぶつかった時に舌打ちしたり、「いってなー! 」と切れだしたりする等、理不尽な怒りを他者に向けてばかりの人、逆に自分を悲観的に見て「どうせ俺なんて……」という態度の人は、見ていても器が小さいと女性は感じてしまいます。

怒りや哀しみを感情的に伝えるのか、客観的に伝えるのかを判断できる人こそが、器が大きい人です。

○非を認めない

自分が悪かったことを絶対に認めない男性は、女性からとても器が小さいと冷めた目で見られます。

私自身会社勤めをしていた頃、上司の勘違いで怒りをぶつけられたことがありました。きちんと説明をして疑いが晴れたのですが、その上司からは「申し訳なかった」と言うことなく、罰が悪そうにその場を去って行かれたことがあります。

人として基本的なこともきちんとできない上司のもとで働いているのかと、残念な気持ちになりました。逆に同じようなことがあった時、「そうか、すまなかった」と口にしてくれた上司もいらっしゃり、こちらとしても勘違いされないように行動しなければと気持ちを改めることもできました。

このように、非を認めることは負けだと勘違いする人もいますが、決して負けではありません。むしろ、意地ばかり張っている男性は一本筋が通っているどころか、ただただ器の小さい男性としか見られていません。

○「意見をするやつは敵」と判断する男性

人からされる意見というのは、多角的に見るための材料と考える人もいれば、「俺の意見に反論する気かよ! 」と感じる人がいます。

「三人寄れば文殊の知恵」と昔の人が言ったように、一人では一方向しか考えが出てこないことも、3人集まって相談しただけでよいアイデアが出てくるものです。しかし、自分の出した意見に対して「例えば、こういうのもあるんじゃない? 」と提案しているにもかかわらず、「それって、俺の意見がダメってこと? 」とくってかかる人は、見ていると器が小さいと感じてしまうので、もし絶対的な自信を持った内容であっても、一言「なるほど」と相手の意見を受け止めることで自分の意見を展開出来ますし、「器が小さい」とは思われなくなります。

デートで割り勘にする、すぐにキレる……。女性は、色々な男性の言動で「器が小さい! 」と思うことがありますが、大人の女性に限定すると、主に勝ち負けで判断する男性や、感情をうまくコントロールしない男性を器が小さいと思う傾向があります。

器の大きな男になろうと背伸びをし続けるのは、ちょっとしたボロが出たときに「器が小さい男性」と思われますので、まずは人に「ありがとう」「ごめんなさい」を口にすることから始めてみてください。ただそれだけで、器の小さい男性扱いをうけることはグッと減りますよ!

○著者プロフィール

片瀬萩乃恋愛作家常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。 オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。