「旭日旗使用なら刑罰」に韓国のネット上は歓迎ムード 韓国、刑法改正案推進

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韓国で、旭日旗を掲げた人に懲役または罰金の刑に科す刑法改正案が推進されていることが分かった。

与党セヌリ党は25日、旭日旗の使用を禁止する刑法改正案を提出したことを明らかにした。改定案には、日本帝国主義を象徴する旗や服などを韓国国内で製作・配布させたり、公共交通機関や公演・集会所、大衆が密集する場所で使用した場合、1年以下の懲役または300万ウォン(約27万5000円)以下の罰金を科すと記されているという。「日本帝国主義を象徴」には旭日旗が含まれる。

韓国では旭日旗を「軍国主義の象徴」と見る傾向がある。以前はさほど問題にならなかったものだが、近年になり排除の動きが強まっている。7月にソウルで行われたアジア杯でも、日本の応援団が掲げた旭日旗が大きな物議をかもした。

刑法改正案について、ネットユーザーらは「せひ実現させてほしい」「セヌリ党もいい仕事をする」「反対する議員なんていないよね?」「刑罰の内容をもっと重くすべき」などの意見を寄せており、歓迎ムード一色だ。ただ、中には「国がどんどん狂っている」「北朝鮮のようだ。あり得ない」などと心配するユーザーもいた。

・参照:文化日報
・参照:MBC

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