インテルは27日にハンブルガーSV(HSV)との親善試合に臨み、FWマウロ・イカルディの移籍後初ゴールで先制したものの、後半に追い付かれて1−1と引き分けた。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、『インテル・チャンネル』で次のように話している。

「正直、今日はチームがもっと疲れていると思っていた。我々はよくやったね。後半にああいう形で失点したのは残念だ。あれが後半に我々が彼らに許した唯一のチャンスだった。おかしなことに、より多くのチャンスを許したのは前半の方だったがね。後半はよりうまくやれた。だが、サッカーではいつもそうであるように、失点してしまったんだ」

「この時期、結果はある程度までしか重要ではない。大切なのは、チームのパフォーマンスだよ。そして、チームは良いプレーをした。後半はうまくリスタートしたね。簡単ではなかったよ。前半の彼らはハイプレスを仕掛けてきていたからね」

「チームの成長ぶりには満足している。このチームと対戦するのは難しかった。サイドが中に切り込んでくるし、4人全員がそうだったからね。捕らえるのが簡単じゃなかったよ。ウチのDFたちがうまくやってくれた。もちろん、良くない点もあって、それは修正していく。だが、このまま続けられれば、私は満足だよ。日々進歩が見てとれるからね」

また、マッツァーリ監督は実験的に行われた前後半の給水タイムに賛辞を送っている。

「私だったら常にやりたい。うまくいかないとき、我々監督は前半が終わるのを待たなければいけないんだ。もっと頻繁に止めることができたら、役に立つだろうね。特に、チームの様相を決めていかなければいけないときならなおさらだ。こういうときに、選手たちと話せるのは大きなことだよ。この改革は導入すべきだろう」

また、開始2分で初ゴールを決めたイカルディは、次のように喜びを表している。

「(フレディ・)グアリンが素晴らしいボールをくれた。僕がやらなければいけなかったのは、それをゴールに入れることだけだったんだ。インテルでの初ゴールを決めることができて、満足しているよ。僕らは良い試合をした。(キャンプ地)ピンツォーロでの試合よりも難しかった。今は脚も動くようになってきたし、ピッチで僕らはよりうまくやれるようになっているよ」