中国版ツイッターである微博でさまざまな情報を発信している北美数碼快報(アカウント名)が、日本にあるハイテク地下駐輪場について紹介したところ、微博ユーザーたちから驚きのコメントが多数寄せられた。(イメージ写真提供:(C)Andriy Popov/123RF.COM)

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 中国版ツイッターである微博でさまざまな情報を発信している北美数碼快報(アカウント名)が、日本にあるハイテク地下駐輪場について紹介したところ、微博ユーザーたちから驚きのコメントが多数寄せられた。

■「自転車」 写真特集

 北美数碼快報が紹介したのは、品川駅にある地下駐輪場システムだ。建設会社の技研が開発したエコサイクルというロボットシステムで、地下11メートルにある格納庫に数百台もの自転車を収納できる。

 駐輪登録されたセンサー付きの自転車を建物の入り口に近づけると自動的にドアが開閉し、忘れ物などがないかを確認してからボタンを押すと自転車が自動的に地下の駐輪場へ収納されていくという近未来的な駐輪場だ。

 北美数碼快報は地下駐輪場システムのGIF動画を貼り付け、「こ、これはハイテクすぎる!」と絶賛しているが、ほかの微博ユーザーからも「これは凄すぎる!」、「時々、日本は米国よりも進んでるなぁと感じるよ」、「日本人はSFの世界で生きてるんだな」など、驚きの声が並んだ。

 同駐輪場システムの利点を評価する声もあり、「これなら盗まれる心配がない」、「自転車泥棒は商売あがったりだな!」などのコメントが寄せられたが、中国では転売目的で自転車が盗まれることが多いゆえのコメントと言えるだろう。

 また、「こんなハイテクを使って、日本はどうやって労働力を消化しているんだ? 中国でこんなシステムを導入したら、みんな失業しちゃうよ」、「もし中国でこれをやったら、雨が降っただけで冠水しちゃうね」など、中国では同じようなシステムの導入は“あり得ない”ことのようだ。

 ほかには、「日本は国土面積が小さいから、必要に迫られてこういうスゴイことを考えつくのだろう」、「島国の人間の設計は、本当に人に優しく、エコで科学的だ。敬服せざるを得ない」など、全体的には先進的な駐輪システムに対する称賛の声が多かった。(編集担当:畠山栄)(イメージ写真提供:(C)Andriy Popov/123RF.COM)