ハノーファーのホームで行われたアイントラハト・フランクフルト戦、小雪が舞うなか始まった試合は、両チームともに見せ場なく0−0で終了。フランクフルトの乾貴士は90分に交代している。酒井宏樹はベンチ入りも出場なし。
 ここ4試合、ゴールが生まれず勝利に恵まれていないフランクフルトは、4−4−2という形で試合に入る。乾はトップ下で出場するものの前線にボールが収まらず、仕掛けるタイミングがつかめずに、苦労していた。

■試合後の乾のコメント。

●久しぶりに4ー4ー2でスタートし、トップ下でプレーしましたが。
 難しかったですね。なかなか。FW二人は結構裏に飛び出す二人で、ためを作るっていうタイプじゃないので。自分としては、ためを作ってもらって自分が前向きでボールをもらいたいというイメージがあるけれど。それは自分の考えというだけなので。二人の特徴は裏に抜け出すというふたりの特長をもっと生かせればよかった。

●少し下がって、パスの組み立てに参加するシーンもあった。
 そういうのも全部やれって言われている。全部やろうと思っているけれど。もうちょっと前で受けたいですね。最後の崩しっていうところがあんまりできてなかったので。もうちょっとそこを修正していかないと、得点もとれない。みんなの共通意識っていうのがないので、練習からやっていくしかないですし。自分たちの崩すところの、精度とかイメージ、アイディアがなかったかなと思います。

●ワントップの方がやりやすい?
 どうなんすかね。別にどっちも嫌いじゃないですし。真ん中で動きを増やせるのは自分にとっては嬉しいことですし。ま、サイドでやるのも嫌いじゃないですけど。やれって言われたポジションでやるしかないので。

●次はシュトットガルト戦ですが。
 本当にまずは、勝ってないので勝ちたいですし。シュツットガルトだからとかはどうでもいいので、ホームでしっかり勝ち点3を取りたいです。