バロテッリのミラン加入にインテル会長「ミランは賭けに出た」

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 日本代表DF長友佑都の所属するインテルのマッシモ・モラッティ会長が、マンチェスター・Cからミランへ移籍したイタリア代表FWマリオ・バロテッリについてコメントした。クラブ公式HPが伝えている。
 バロテッリは、2006年からインテルの下部組織に所属し、2007年にトップチームデビュー。2010年夏にマンチェスター・Cに移籍するまでトップチームで3シーズンを過ごした。モラッティ会長は、バロテッリが同じミラノのライバルチームへ移籍したことについて、「良い補強じゃないかな。我々はバロテッリ獲得ができなかったし、すべきではなかった。彼は元々ここにいた選手だし、ミランは賭けに出たわけだから、これからどうなるかだね」と冷静にコメントしている。

 また、インテルサポーターの間で、バロテッリのライバルチーム加入を残念がる声が多いことには、「はっきり言って、私は熱狂的インテリスタ(インテルサポーター)だが、残念だとは思っていない。(ミラン名誉会長のシルヴィオ)ベルルスコーニに有益な取引だったということだろう」と語り、バロテッリについての無関心をアピールしている。