カカ復帰へミランとの交渉は継続中か、レアルコーチが明かす

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 レアル・マドリードのアシスタントコーチを務めるアイトール・カランカ氏が、27日に行われたヘタフェ戦後の記者会見で、ブラジル代表MFカカの移籍について言及した。スペイン紙『アス』が報じている。
 カランカ氏は、「まだ移籍市場は開いていて、彼の獲得を目指しているクラブがある。31日(移籍期間最終日)までに、何が起こるか見てみよう。彼が残るのであれば、このクラブの選手としてプレーするということだ」とコメントし、カカの放出を引き続き検討していることを明かした。

 カカは古巣ミランへの復帰が有力視されていたが、金銭面の問題でミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長が、「カカの復帰は101パーセントない」と、否定している。しかし、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督が、「ミラン復帰はカカが幸せになるための解決策」と語るなど、放出を容認しており、カランカ氏の発言もあって、カカのミラン復帰の扉は閉ざされていないと見られている。

[写真]=ムツ カワモリ