高円宮杯U-18プレミアリーグの最終節が12/9に行われ、我らが浦和レッズユースは勝利したものの、最終的に4勝7分7敗の9位に終わり、残念ながら、プリンスリーグへの降格となりました。

来季はプリンスリーグで戦うわけですが、今季のプリンスリーグには、柏レイソルU-18、FC東京U-18、マリノスユース、川崎フロンターレU-18などが所属していて、それほど低いレベルというわけではありません。ただ、逆に言うと、再昇格するのは大変でしょうね。再昇格するには、プリンスリーグ地域リーグで優勝して、なおかつ、プレミアリーグ参入戦で勝ち抜かないといけません。

ユースチームの最も重要な使命は、トップチームへ優秀な選手を送り込むことです。極論を言えば、その使命さえ果たせれば、ユースの試合結果は二の次です。そういう意味では、降格したからと言って悲観することはないのかもしれません。

ただ、今シーズンの後半に上向く気配を見せたけれども降格という結果を招いたのは事実ですし、今年はユースからトップチームへ昇格する選手が(いまのところ)一人もいないのも事実です。(他クラブへの加入も、岡山加入が決まっている寄特くんのみ)そういう意味では、今の浦和レッズユースは、その使命を果たせていないと言えると思います。

浦和レッズユースは、現在の大橋体制になってから1年目。もしかしたら、今の2年生、1年生、来年の新入生が成長して結果を出せばいいのですが、浦和フロントとしては、そのあたりをしっかりと見極めて、場合によってはユースの指導体制を考え直さなければいけないと思います。
っとまあ、日頃ユースをおっかけていない身なのでオブラートに包みましたが、以前から大橋体制には疑問を持っていましたので、浦和フロントには、きっちりと精査をしていただきたいと思います。

この試合を見ていた方の話だと、緊迫したこの試合で浦和が得点した時に監督のところに駆けつけて喜びを表現する選手は皆無だったそうです。本当に浦和ユース(そして将来の浦和レッズは)は大丈夫なのでしょうか?

ただ、トップチームで昇格できずに進学をする選手の中で、大学で成長して必ずレッズに戻ってくると言っている選手が少なくないのは救いです。彼らが成長して戻ってくる日を待ちましょう。