7日のセリエA第7節、ミラン対インテルのミラノダービーは、1−0でインテルが勝利した。ミランのマッシミリアーノ・アレッグリ監督は選手たちを称え、ヴァレーリ主審に怒りをあらわにしている。

「私は決して審判のことは話さない。だが、今夜は話したいね。彼は試合を左右した。まず、彼は前半の終わりに技術的なミスをした。12秒も早く笛を吹いたんだ。次に、(ウルビー・)エマヌエルソンの(サミル・)ハンダノビッチへのファウルはなかった。(リッカルド・)モントリーヴォのゴールは認められるべきだった」

「さらに、前半終わりにはエマヌエルソンに対するファウルでフアンに2枚名のイエローカードが出されるべきだった。後半は我々に対するPKがなかった。長友(佑都)に関してのみ、やるべきことをやった。彼はルールを適用したんだ。なんと不運だったことか」

「我々はゴールを決められなかった。たくさんのチャンスをつくったし、チームは良いプレーをしたよ。開始直後にいつものセットプレーでやられてしまった。インテルは枠内シュートがなかったんじゃないかな。選手たちに言うことは何もない。むしろ、ほめたいよ。残念ながら、結果は出なかったがね」

「もちろん、順位表を見ると影響はある。とにかく、このセットプレーからの失点を避けなければいけない。今夜の試合で6点目だ。今後はもう少しうまく守れることを願っている。複数の解決策を見つけていくよ」

「私は楽しみもした。チームが良いプレーをしたからだ。選手たちにこれ以上はできなかった。むしろ、それをすでにやっていたんだ。だが、リーグ戦はまだ終わっていない。まだたくさんの勝ち点が残っている」

一方、DFダニエレ・ボネーラは「すぐに失点し、戦略を変えなければいけなかった。修正できなかったのはすごく悔しい。僕らはそれに値した」とコメント。判定については、次のように話している。

「長友の退場については、審判が試合のコントロールを完全に失ったと思う。僕らに有利になるジャッジについて言っているよね。でも、もう終わったことだ。良いジャッジじゃなかったと言っておこう」