ブランドファイナンスによれば、2012年のブランドとしての「中国」の価値が4兆8470億ドルに達し、ドイツ(3兆9030億ドル)を抜き、11年の世界3位から2位に浮上した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 同機関が発表した「もっとも価値ある20の世界ブランド」によると、12年の米国の価値が14兆6410億ドルで1位となり、中国が2位、ドイツが3位となった。日本は2兆5520億ドルで4位、英国は2兆1890億ドルで5位、フランスは1兆9630億ドルで6位となった。

 同機関は、「国家ブランド価値ランキングは、投資・観光・商品・人材という4大要素が経済に与える影響を評価し、導き出したものだ。この4大要素は、国家ブランドの価値を高め、国内総生産の成長に対して重要な働きをする」と表明した。(編集担当:米原裕子)