中国のネット掲示板で、「黒木瞳の娘が同級生にいじめをした」というスレッドが立ち上がり、さまざまなコメントが寄せられている。

 スレ主は中国のネットニュースの記事を引用する形で問題提起。記事には「青山学院中等部でいじめ事件が発生。黒木瞳の娘が男子同級生に指示し、女子生徒をトイレに連れ込み無理矢理服を脱がせて撮影させたという」などと書かれていた。引用されたニュースの信憑性は定かではないものの、事実なら犯罪的とも言える内容だ。

 これに対し掲示板では、なぜか加害者をかばうような発言が飛び出した。記事中で「黒木瞳の娘は小学校時代、仲間はずれに遭っていた」などと書かれていたためだろうか。

・「加害者だって実は被害者なんだよ」・「被害者は自分がいじめられたくないから、加害者になって誰かをいじめようとするんだよね。こうしてウイルスみたいにいじめが伝染して、悪の連鎖になる」

 映画「GTO」に絡めた発言もあった。

・「いじめの内容ってのが映画のGTOみたいなんだけど、黒木瞳はGTOで理事長役やってるんだよな。これって偶然の一致なんだろうか?」

 さらに、日本人には思いもよらないような過激コメントも。

・「愛子さまも将来こうなっちゃうのかな?」・「愛子さまはいじめてるんじゃなくて、いじめられてるんだよ」

 また、いじめ問題を抱える日本社会へのコメント見られた。

・「日本の教師はいじめに対して何もしないみたいだからなあ。大事件が起きて両親が警察に訴えても、受理されないというし…」・「未成年だし、いじめた側の行為が犯罪として成立するかも分からない。罰するのは難しいかもね」

 こうしたニュースやコメントに対し、「中国人は実にマジメだなあ」と評する人もいた。黒木瞳は中国でも一定の知名度があるようで、ニュースに驚いた人も少なくないようだ。(編集担当:西山正)