男子200メートルバタフライ決勝 3位でゴールし、声援に応える松田丈志=水泳センター(共同)

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 石川佳純と福原愛が揃って準々決勝に進出した卓球・女子シングルス。福原が昨年の世界選手権王者・丁寧に敗れて準々決勝敗退も、石川はシンガポールのワン・ユエグを撃破し、同競技の男女を通じて初のベスト4進出を決める。準決勝で中国の李暁霞の壁を超えることは出来なかったが、明日の3位決定戦でメダル獲得を目指す。

 昨日、松本薫が日本金メダルの第1号となった柔道には女子63kg級に上野順恵、男子81kg級に中井貴裕が出場。両者共に準々決勝で敗れたものの、敗者復活戦から3位決定戦に勝ち進み、上野が銅メダルを獲得。逆に中井は合わせ一本で敗れ、惜しくもメダルを逃した。

 競泳・男子バタフライ200mでは北京五輪銅メダリストの松田丈志が出場、2大会連続で銅メダルを獲得した。また平泳ぎ100mでは5位に終わった北島康介だが、平泳ぎ200mでは順当に決勝進出を決め、メダル獲りを目指す。

 北京五輪では銀メダルを獲得し、フェンシングを大きくアピールした太田雄貴がフェンシング・男子フルーレに出場。2回戦では北京五輪の決勝で敗れているベンヤミン・クライブリンクにリベンジを果たすが、続くアンドレア・カッサーラ戦に敗れて3回戦敗退。メダルには手が届かなかった。

 また田中理恵を擁する体操・女子団体は決勝で8位、2日の女子個人での巻き返しを誓う。女子サッカー=なでしこJAPANはグループリーグ最終戦となる南アフリカ戦を主力選手を温存する形で挑み、0−0の引き分け。グループリーグ2位で決勝トーナメント進出を決めた。