パルマとユヴェントスが共同保有するFWセバスティアン・ジョヴィンコの代理人、アンドレア・ダミーコ氏が、同選手の今後について次のように語った。

「いろいろな噂があり、毎日のように彼へ関心を抱いている新たなチームが出てくる。今季は彼にとって飛躍の年だった。25歳になり、ビッグクラブへ行く運命だよ。ただ、どこのクラブかを言うには早すぎる。ユヴェントスとパルマが共同保有しており、まずはこの解決を待たなければならない」

「パルマとの交渉でユヴェントスが所有権を手にした場合、彼はトリノへ戻るだろう。そうじゃなければ、パルマの後ろにはほかにもビッグクラブたちがいるよ。一つ確かなのは、彼が動くのは、偉大なる選手だと彼が考えられているときだけだ」

一方、パルマのピエトロ・レオナルディSD(スポーツディレクター)はジョヴィンコについて、このように話している。

「ナポリ移籍? ナポリのサポーターは別の選手について考えるべきだと思う。セバスティアンに関してナポリから連絡は一切受けていないからね。いずれにしても、私が願っているのは、来季もパルマで再びジョヴィンコと会うことだ」

また、ダミーコ代理人は自身がマネジメントするミランFWマキシ・ロペスの去就にも言及している。カターニアからレンタル中の同選手について、ミランはまだ買い取りオプションを行使するか決めていない。

「M・ロペスが国外へ行くことはないと思う。ミランには買い取る権利がある。まだ(アドリアーノ・)ガッリアーニとは会っておらず、ミランの希望は分からない。このミランでの6カ月で、彼はあまり試合に出られなかったが、とてもうまくもやってきた。監督や今後のチームづくり次第のところが大きいだろう。話し合うときだ」