「ユヴェントスには驚かせたいという意欲、リベンジへの意欲がある」。GKジャンルイジ・ブッフォンが、首位にいることを喜んでいる。アントニオ・コンテ監督率いるチームは、21日のアタランタ戦で、セリエA前半戦を首位で終えようと準備しているところだ。『ユヴェントス・チャンネル』で、同選手は次のように語った。

「今はそれがニュースになっているけど、数年前まではそういうことが普通だった。それを取り戻すことができたのはうれしいね。今、それがやれているのは、驚かせたいという意欲、汗をかこうという意欲、リベンジしたいという意欲があるおかげだ」

「ディフェンスはうまくいっている。それは事実だ。でも、それはチーム全体の仕事のおかげなんだよ。チームがプレスをかけるから、僕のところには簡単にコントロールできるボールが来るんだ」

ユヴェントスはシーズン前半戦で堅固な守備を持つことを示した。ブッフォンが仕事をしなくてよいことも少なくなかった。そして、必要となったときも、ユーヴェの背番号1は失敗しなかった。

「今年最も素晴らしかったセーブ? ミラン戦で(ケヴィン=プリンス・)ボアテングのシュートを止めたときかな。スペクタクルなセーブではなく、全員がその難しさに気がついたわけじゃないと思うけど、GKであれば素晴らしいセーブだったと分かるはずだ」

ブッフォンが挙げたの、0−0の時点で見せたセーブだ。試合はユヴェントスが2−0で制した。

前節、ホームでカリアリを引き分けているユヴェントスは、アタランタ戦で勝利を取り戻したいと望んでいる。DFステファン・リヒトシュタイナーは、『スカイ・スポーツ』で、「ここまでの僕らはうまくやってきた。でも、まだ何も勝ち取ってはいない。カリアリ戦で勝ち点2を失ったのは、まだ悔しいよ」と話している。

「だから、アタランタ戦で挽回し、勝ち点3を獲得したい。簡単なことじゃないよ。ホームでのアタランタはうまくやってきたからね。僕らはアグレッシブにならなければいけない。自分たちのリズムで試合をし、ディフェンスでは集中しなければならないね」

「守備? チーム全体の功績さ。全員がカバーリングをし、同じ方向に向かって仕事をしているからね。この道を続けなければいけない。ここ2試合はいつもほど良くなかったと思うけど、肉体的にも精神的にも問題はない。全員が好調だと思うし、誰かが休む必要があるとは思わないよ」