「私はずっと、レオナルドが監督よりもマネジャーを好んでいることを知っていた。だが、これほど突然、インテルに別れを告げるとは思っていなかったね」

ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が20日、FIGC(イタリアサッカー連盟)とレーガ・カルチョの特別会議に出席した際、パリ・サンジェルマンの幹部就任が近づくレオナルド監督とインテルの関係の終わりについて、このように語った。

「最初にベンチに座るように彼を説得したのが私だった。3カ月かかったよ。だから、彼は常にマネジャーをやることを考えていたんだ。この数日は連絡を取っていない。(ジェンナーロ・)ガットゥーゾのあの件が影響したのかどうかは分からないな」

一方で、マーケットについても話さないわけにはいかないだろう。ガッリアーニ代表取締役は「まだマーケットは閉じていない。だが、少し開いているという状態だ。(ローマMFジェレミー・)メネス加入? いや、絶対にない。彼は来ないよ」と語った。

また、ミランのアリエド・ブライダSD(スポーツディレクター)は『ラジオCRC』に対し、ナポリMFマレク・ハムシクの獲得について、次のように扉を開けている。

「ナポリは強いチームだ。今年の彼らはそれを示した。私が(報道で)読んでいる限り、(ブレリム・)ジェマイリと(マルコ・)ドナデルを獲得するなど、今もさらに強化している。だから、強いマネジャー、とても決断力のある会長がいるということで、彼らには賛辞を送らなければいけない」

「(アントニオ・)カッサーノをナポリへ? 個々について話すのは好きじゃない。往々にして無駄なおしゃべりになる。選手は加わったり、出て行ったりするものだ。ハムシクの獲得? サッカーではすべてが可能だ。サポーターたちに夢を見させるために、いろいろなことが言われることも多い。それぞれのクラブが、自軍にカンピオーネたちを連れてこようとするんだよ。だが、それは当然のことだ」