インタビュー:映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』/大政絢「仕草は見ている側の方が知っている」
![映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』に出演の大政絢 (撮影:野原誠治)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/b/7/b754a375bbf0875c58cfe83fdb1835fb.jpg)
――今回の映画では、心が少し壊れている部分など、感情の起伏が激しい役柄を演じていましたが、難しくなかったですか?
大政絢(以降、大政):そういう風に言われることが多いですし、悩んだりはしましたけど、監督とお話した上でナチュラルに演技できたと思います。――いきなり怒ったり、泣いたり、笑ったりする中で、一番どの感情が表現しやすかったですか?
大政:全体を通して、まーちゃんの役でやりやすかったことは、そこまでなかったかもしれないですね。監督と染谷君と3人で段取りやリハをたくさんやらせていただいたので、そのおかげで本番ではスムーズに演じることができました。――監督や染谷さんと親密に会話をできたからこそ、難しく感じなかったのですね。撮影現場の雰囲気も楽しかったのでは?
大政:そうですね。撮影自体はすごく和やかでした。でも、休憩中もリハーサルや段取りをしていたので、大政絢でいるよりもまーちゃんでいる時間の方が長かったですね。――この映画の見所はどこでしょう?
大政:色々なテイストがたくさん混ざっているので、どこか一つだけとは言えないのですが、みーくんとまーちゃんのピュアな恋愛の部分は、女の子から見たら惹かれる部分はあると思います。でもそれだけではなくて、大人の方が見ても、犯人は誰なのかというミステリアスな部分は、ワクワクするでしょうし、本当に色々な見所があると思います。