昨年7月、二軍選手への暴力行為などが問題視され、コーチを務める埼玉西武ライオンズを解雇されたデーブ大久保(大久保博元)氏。同氏は、地位保全と報酬支払いの仮処分を求めたが、昨年12月、東京高裁は即時抗告を却下している。

現在は、「デーブ・ベースボールアカデミー」という野球塾を主宰するなど、精力的に活動しているデーブ氏が、11日(火)発売の「週刊アサヒ芸能」(1.20号)の人気コーナー『テリー伊藤対談 「オフレコ厳禁」』に登場、その本音をぶちまけた。

対談の中では、「これでコーチをクビになったら、誰もコーチなんかできないですよ」と切り出すや、暴力行為の対象となったとされる菊池雄星については、「簡単に言えば、雄星の持っている純粋なイメージとは違う一面を見せられたということですかね。田舎の高校を出て、野球しかやらず、トイレ掃除をして、みたいなイメージがあるじゃないですか。でも、話してると、だんだんそんな様子じゃないなというのがわかってくるんです。周りの噂もそうですよね」と語り、「夜、街を出歩いてるとかですね。それは僕らもやってましたけど、ケガしてる時は寮にいなきゃいけないルールがあるんです。それを今回、球団は外出禁止なんかないって。じゃあ、俺たちが外禁食らってたのは何だったのって、みんな思ってるわけですよ」と続けた。

また、「ルール破って遊びまくってるから、お前ダメだよって。俺は球団に迷惑をかけたけど、お前もかけるよ、お前だけの問題じゃなくなるんだよって言ったんですけど、だんだん挨拶もしなくなってきて」と明かしたデーブ氏は、「これはもう限界だなと思って、朝の練習前に『座れ』って言ったんです。そしたら、こっちをにらみつけて『何で僕が座るんだ』って顔を間近まで近づけてきたんで、僕は引き離そうと思って、雄星の頭を平手でパチンって一発ひっぱたきました。これが暴行って言えますか」と主張した。

その他にも、同誌におけるテリー氏との対談では、工藤公康ら他のコーチが目撃していたことや、早朝練習で遅刻者から罰金を取ったとされる一件に対する誤解、渡辺久信監督の言葉など、デーブ氏は存分に語り尽してた。詳細については、是非同誌を確認してほしい。

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