ミランは20日のセリエA第13節で、フィオレンティーナにホームで1−0と勝利を収めた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督はチームのパフォーマンスに満足感を表している。

「我々はキャラクターや勝利への意欲を示した。苦しむことにも耐えられている。最後のボールまで集中を失うことがなかったよ」

「(マシュー・)フラミニは前半、何度か前線への飛び出し方を間違えていたね。センターフォワードかのようなときもあれば、あまりに位置が低すぎることもあった。後半はより良くなったよ。今は純粋なセンターフォワードがいない。(ズラタン・)イブラヒモビッチはピッチのあちこちに行くことがあるからね。だから、今はMFたちの飛び出しが重要なんだ」

また、アッレグリ監督はイブラヒモビッチに対し、次のように賛辞を送っている。

「イブラがいなかったらミランがどうなるか? 今の彼は我々とプレーしており、私は彼がいるミランを評価している。チームに多くのことを伝えてくれているよ。ただ、全員が重要なバランスを手にしてきた。ゴール? 素晴らしいテクニックだったね。でも、彼にとっては普通のことだ。彼にはそれだけのクオリティーとフィジカルがある」

さらに、GKクリスティアン・アッビアーティについても、「開幕から彼はよくやっているよ」と称えたアッレグリ監督だが、「私はGK3人ともに満足している」と、そのほかの守護神たちも称賛した。一方、深夜まで出歩いていたことが発覚したFWロナウジーニョに関しては、このようにコメントしている。

「(ベンチスタートになったのは)関係ない。彼は間違いをし、それを謝罪した。私はミランのことを考えなければならず、そのことだけを考えて選択している」