マイベストプログラム賞を受け取ったアリスの谷村新司(写真中央)。プレゼンター役を務めたAKB48の高橋みなみ(写真左)に対し「もう20年若かったら、もっとときめいたのに…」とジョーク飛ばし、笑わせていた。(撮影:野原誠治)
衛星放送「スカパー!」で昨年10月から今年7月までに放送した中から、人気を集めた番組を表彰する「スカパー!アワード2010」が11日、都内で開催された。

今年で3回目の開催となる「スカパー!アワード2010」。視聴者が「もう一度見たい」「見てみたい」と思う投票結果などから各賞が決まる。そして、最多得票の作品に贈られる「スカパー!大賞」は、韓国エンターテインメントを扱うMnetの「INNOCENT WORLD〜パク・ヨンハ アフリカの旅」が選ばれた。その番組は、6月に自殺した韓流スター、パク・ヨンハさん(享年32)が昨年、アフリカで奉仕活動をする姿を追ったドキュメンタリー。

表彰式には、今年の顔と言えるようなマツコ・デラックス、渡部陽一らゲスト陣がプレゼンターとして登壇。お得意のトークで沸かせる場面もあった。また、アイドルグループのAKB48チームAの高橋みなみ、高城亜樹、チームKの横山由依、AKB48研究生の島田晴香、森杏奈らも特別プレゼンターとして出席。28年ぶりに再結成されたロック・バンド、アリスのツアー公演などをまとめた番組を選出。彼女たちの独自目線で、マイベストプログラム賞を贈った。

高橋は「私たちのような勉強途中の存在で、賞を届けるのは恐れ多いと思います。でも『AKBのような若い女の子が面白いなー、と思ったものを選べばいいんだよ』っていうアドバイスをいただいて」とプレゼンターになった経緯を説明。会場に駆けつけたアリスのボーカル谷村新司に「リアルタイムでライブを見ていませんが、もっとも感動したのが、アリスさんのパワーと情熱でした」と言葉を送っていた。

 これら受賞作品及びノミネート上位30作品は、12月から来年1月にかけて再放送される。


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