「オレはレアル・マドリーを信じていない。だが、モウリーニョのことは信じている」

プレシーズンのアジアツアーで韓国のソウルを訪れているバルセロナ。一部の韓国ファンからの質問を受け、バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチは、ライバルであるレアル・マドリーに対して厳しく、かつての指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督には優しい言葉を口にしている。

インテルで1年間をともに過ごしたイブラヒモビッチとモウリーニョ監督は、何度となくお互いを尊敬しているとのメッセージを送ってきた。スペインでモウリーニョ監督を待ちうけている新たな冒険について、イブラヒモビッチは次のように語った。

「レアル・マドリーは彼にとって大きな挑戦だ。モウリーニョは世界最高の監督、もしくはそういった監督のうちの一人だよ」

また、イブラヒモビッチはノルウェーでの今シーズン最初の記者会見で述べたことを、あらためて繰り返している。

「オレは世界最高のクラブにいる。イタリアではすでにほぼすべてに勝利していた。大きな挑戦を必要としていたんだ。だから、バルセロナ移籍を受け入れ、大きな一歩を踏み出すことに決めたんだよ」

イタリアサッカーについて質問されると、イブラヒモビッチは「あそこではより戦術的なサッカーが行われる。スペインではもっと攻撃的なサッカーだ。特にバルサではね。でも、イタリアではたくさんのことを学んだよ。あそこでオレは今の選手になったんだ」とコメントしている。