厳しい就職活動を反映して、新入社員の7割が「内定1社」であることなどが、東京商工会議所が、「新入社員研修」に参加した中堅・中小企業の参加者781人(有効回答率99.1%)を対象に行った意識調査で明らかになった。

 就職活動は順調だったかという問いに、「厳しかった」とする回答は昨年度の2倍以上になり、1年前との就職活動の環境の違いが鮮明になった。

 就職活動の期間と内定数は、過半数が入社決定は前年9月までと回答し、7割近くが「内定1社」であった。

 また、今の会社でいつまで働きたいかを聞いた質問では、安定志向が微減し、転職・独立志向が微増している。
2011年新卒採用

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