堀江貴文氏(資料写真)

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LDH(旧ライブドア)は25日、旧経営陣に損害賠償を求めていた訴訟で、旧経営陣のうちの元社長の堀江貴文氏と和解したと発表した。

LDHは08年、粉飾決算事件で業績に損害を与えたとして、堀江氏を含む旧経営陣ら7名に対して総額363億円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を起こし係争していたが、堀江氏がLDHに総額約208億7千万円相当の資産を引き渡すことで和解が成立した。

LDHは「引渡しを受ける資産は、堀江氏の資産ほぼすべてに相当するものであり、当社の損害回復を迅速に最大限果たした事になります。当社の責任において、旧経営陣らのうち、核心となる堀江氏への責任追及を完遂できた事に大変満足しております。」とコメントしており、残る旧経営陣に対しても引き続き責任を追求する方針としている。

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株式会社LDH
当社元代表取締役社長との和解に関するお知らせ【PDF】