「僕はトリノに8年、10年でもいたい。レアル・マドリーへ移籍したジネディーヌ・ジダンより、ミシェル・プラティニのようになりたいんだ」。そう語るユヴェントスMFジエゴは、5日のインテル戦と8日のチャンピオンズリーグ(CL)でのバイエルン・ミュンヘン戦について、「パーフェクトな2日間にしなければいけない」と話している。

−インテルとこれだけの差になると思っていましたか?
「いや、8ポイントとは思っていなかった。このチームとそのクオリティー、投資額からすると、普通じゃないよ。だから、インテル戦で僕らは勝たなければいけない。僕らのチームはどこにも劣っていないんだ」

−ユヴェントスはトレクアルティスタ(トップ下)中心でつくられたチームですよね?
「責任は感じている。でも、フェッラーラ監督が僕を中心にチームをつくっているとは思わない。ユーヴェにはたくさんの優れた選手がおり、監督は全員のポテンシャルを最大限に発揮したいと望んでいる」

−昨夏、インテルもあなたの獲得を目指したのですか?
「コンタクトはなかったよ」

−では、バイエルンは?
「彼らはあったね」

−インテルとバイエルン。4日間で対戦する2チームですが、後悔は?
「まったくない。ユヴェントスは2年前から僕を求めてくれたんだ。そして僕は、このユニフォームが着たかった。イタリアでプレーしたかったんだ。今はイタリアで勝ちたいと思っている。できるだけ早くにね」

−インテルとの試合は簡単ではありません。イタリアダービーです。
「ブラジルでもチェックされているよ。いつもテレビで見ていたのを覚えている。僕のアイドルはジダンだった。でもブラジルでは、みんながロナウドを応援していたよ。彼はインテルで素晴らしいことをしたからね。もうプレッシャーも感じているけど、恐れてはいない。こういう試合は勇気を与えてくれる。僕はそう思っているし、ドレッシングルームでもそう感じているよ」

−あなたは若いときにポルトガルへ移籍しました。
「ピッチでは常にすぐ考えなければいけないということを学んだ。ブラジルよりもずっと速いんだ」

−では、ブンデスリーガで学んだことは?
「戦術的な規律だね」

−フェッラーラ監督の下では何を学ぶべきでしょう?
「彼は偉大な指揮官だよ。ずっとみんなと会話をしている」

−ですが、CLボルドー戦後、あなたは「監督は何が起きているかを説明すべきだ」とおっしゃいました。批判ではないのですか?
「その件についてはもう言ったけど、監督の権限を尊重するためのベストの方法だったんだ。チームのプレーを分析するのは選手じゃない。それこそ、監督への敬意を欠いているだろう」

−フェッラーラ監督との関係は?
「最高だよ」