ベオグラードでセルビアのフーリガンに襲撃された28歳のフランス人サッカーファンが29日に、病院で死亡した。

9月17日に行われたヨーロッパリーグのパルチザン・ベオグラード対トゥールーズ戦の試合前に市街のパブにいたところを、鉄棒で襲われたもので、頭部などを負傷していた。この件で10名の逮捕者が出ている。

フランスのラマ・ヤデ・スポーツ大臣は、「この悲劇的な出来事に欧州サッカーは喪に服している。この殺人に関与した人々には最も厳しい刑が下されることを望んでいるし、セルビア当局にはこの事件の犯人が罰を免れることがないようにしてもらいたい」と話した。また、UEFAのミシェル・プラティニ会長と会って、「サッカーをむしばむこの癌から守るために必要な手段を講じるように」要求すると付け加えた。