7月11日、当初の予定より約2年遅れて、『ドラゴンクエスト? 星空の守り人(以下ドラクエ9)』がついに発売。4日間で300万本以上を出荷するなど

驚異的な勢いを見せている。ワイヤレス通信による協力プレイをはじめ、キャラクターの外見を設定できるといった新しい試みも追加した今作。ハードが携帯型のニンテンドーDSなので、どこでも遊べるという点もうれしい。


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しかしその期待度の高さからなのか、大手通販サイト「Amazon.com」などのレビューでは、「セーブが一つしかできない」「ガングロの妖精が出てくるのが不快」といった理由で〈最低〉の評価が多く見られた。
それに対しブロガーからは、


    ・こんなに面白いのに、なんでネット上で批判されているのか分かりません。
    ・もしガングロ妖精がいなかったら全体的に暗いムードになっていたのでは?
    ・たしかに複数のセーブが出来ないのは、唯一の汚点ですね。あとは文句無し!


など、酷評に疑問を持つコメントが。また、プレイに没頭している姿が眼に浮かぶようなブログも目立っており、


    ・やっとクリアしました!今までのドラクエで一番楽しかったです。
    ・ドラクエ9で忙しいので、しばらくブログを休みます(笑)。
    ・時間を忘れて冒険を進行中。やはりドラクエ特有の面白さがありますね。


と、好評価を獲得している。傾向としては、RPGの最先端を追い続けているユーザーはあまり納得していないが、ライトユーザーは充分に満足している様子。誰でも楽しめるように敷居を低くした結果、コアなファンには物足りない出来となってしまったのかもしれない。
そんな現状もシリーズ累計5000万本の出荷数を記録し、国民的ゲームと称されて来たドラクエならでは。ブログ上では、ドラクエ9が発売されたことで、過去の作品に思いを馳せる人も増え、


    ・ドラクエ3のゾーマ戦の曲はすばらしい!あれを超える名曲とは未だに出会いません。
    ・昔はパスワードを記録するのに、丸々ノート1冊つかったものだったなぁ。
    ・父との別れ、そして結婚。ドラクエ5が今までで一番泣けたゲームです。


といった、ドラクエトークで大いに盛り上がっている。
初代ドラクエの発売から23年、最近ではリメイク作品も数多く登場し、世代を超え愛されて続けてきた本シリーズ。すでに10作目もWii用ソフトとして開発が進められており、これからもRPGの王道して人々を冒険の旅へと誘うだろう。

(佐藤潮/effect)


 


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