インタビュー:さとう珠緒「結婚したい人がいたんですよ」
女優のさとう珠緒が、CS放送ファミリー劇場のオムニバスドラマ「いい夫婦になるための3つの秘訣」(11月22日、午後9時放送)の第1話「夫婦の記念日」に主演し、プロポーズから10年目になる夫婦の妻役を好演している。プライベートでは、現在のところ、独身。これまで、結婚願望の強い男性と交際したこともあったというが、決して長くは続かなかったという。そんな彼女の理想の結婚相手とはどんな人なのか、また、今年のクリスマスの予定について、聞いてみた。
――今回のドラマ「いい夫婦になるための3つの秘訣」の見どころは?
さとう珠緒(以降、さとう):3つのドラマがそれぞれ「いい夫婦」になるための秘けつをテーマにしているので、もっとハッピーな夫婦生活を過ごすためのヒントになったりとか、まだ結婚していない普通の恋人同士でも参考になる事があるかもしれないので、ぜひいろんな方に見ていただきたいです。――いま独身でいらっしゃいますが、結婚願望はありますか?
さとう:無いわけでは無いんですけど…。ハァ、おかしいなあ(笑)。今までも、すっごい結婚したいっていう感じじゃなかったんですね。――そんなに焦ってはいない?
さとう:焦れって周りには言われるんですけど、焦れないんですね。でも、老後に一人は辛いなと思ったりしてます。――いつごろまでにっていう目標はありますか?
さとう:それも無いですけどね。なんとなく「いつか」みたいな。それがいけないんでしょうかね。――結婚する相手の理想像は?
さとう:真面目で、優しい。あと一緒にいて、ずっと喋ってる人は苦手かもしれないですね。でも、全然喋んない人もアレなんですよ。わがままですね(笑)。同じ空間にいるのに、何かしてる時にワーってずっと喋られたら、辛いだろうなって想像するんですよね。でも、ずっと黙られても辛いだろうなって思うので、自然体な感じで、無味無臭みたいな(笑)。存在があるような、無いような、なんでもないような人が良い(笑)。――難しいですね(笑)。芸能人に例えると、どなたですか?
さとう:芸能界にいなさそうな人が良いです。個性の無いような人と結婚したい(笑)。――これまで、そういう方に出会った経験は?
さとう:あんまり無いですね。――以前は、理想のプロポーズのシーンは、スクランブル交差点で抱き合って、周りのみんなから拍手されるというものだったそうですが、今は?
さとう:なんか逆に嫌ですね。恥ずかしいじゃないですか。もっと地味な感じが良いですね。――地味な人に地味なプロポーズをされたい。
さとう:(笑)。地味が良いですね。――これまでも、たくさん素敵な恋愛をされてきていると思うんですけど。
さとう:どうでしょう(笑)?――(笑)。結婚を予感させるような恋はありましたか?
さとう:結婚したい人っていうのがいたんですよ。私じゃなくて、結婚願望が強い男性が。たぶん、私はその時にそんなに結婚したいって思わなかったんでしょうね。家庭とかじゃなくて、もっといろいろ見たいなっていう時期だったんでしょうね。その方とはすぐ終わっちゃいました。そういうのが一緒の感じの人とは、まだ出会ってないのかもしれないですね。――同じタイミングで盛り上がるみたいな?
さとう:そうそうそうそう。