北京オリンピックにて日本代表を苦しませたナイジェリア代表のFWビクトル・オビンナのインテル入りが確実視されている。オビンナはキエーボで頭角を現し、順調にステップアップ。今夏の移籍マーケットでも注目株となり、イングランドのエバートンへの移籍がほぼ決定的となっていた。しかし移籍金や年俸の交渉が移籍期間最終日に決裂。このため、保有権をキエーボと共有するインテルに移り、今後の移籍先を探すか、インテルにてプレーさせるかを選択することになる。FWの整理が思うようにできず、多くの選手を抱えるインテルだけに、オビンナの才能をもってしてもどこまで試合に出場できるかは分からない。果たしてモウリーニョ監督のハートを射止めることができるか。オビンナが新たな挑戦の時を迎える。