10日に行われる10年南アフリカW杯予選グルジア戦に向けたイタリア代表合宿に参加中のACミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾ(30)が7日、ベンチで転倒し、左手首を骨折した。検査の結果即日手術が行われることとなった。

 8日、無事退院したガットゥーゾは「手術は成功した。人生では良いことも悪いことも起こるものだ。セメント製のベンチが犯人だよ。俺が想定外の負傷を負ってしまったので、リッピ(イタリア代表監督)は激怒している」と苦笑しながら語った。

 一方、代表合宿中に負傷を負ったことで、所属クラブが今後の代表招集に難色を示すのでは?との問に対してガットゥーゾは「誰かが俺の代表行きを阻止しようとするならば、相手がいかなる人物であっても徹底抗戦する。代表のユニフォームに対する俺の思い入れは非常に強いんだ」と強調した。