ASローマからパリ・サンジェルマンへの移籍が決まった元フランス代表FWルドビク・ジュリ(32)が6日、ASローマの待遇に不満を抱いていたことを明かした。

 07年にバルセロナからASローマへ移籍したばかりだったが、 わずか1年で移籍に至ったジュリは「移籍が決まり、ほっとしている。また、サッカー選手としてよみがえったと実感している。ローマとの契約は2年残っていたので、残留する道もあったが、ローマに俺の居場所はなかった。パリに移籍してからは、モナコやバルセロナ時代のように、クラブや同僚からの敬意を実感できるようになった。残念ながらローマではそのような境遇ではなかった。具体的なオファーはなかったが、昨季終了後に退団を決意していた。パリ・サンジェルマンは、クラブの目標が明確であり、やりがいを感じることができる」と説明した。