「俺がかつて在籍したビッグクラブを安易に退団したことは過ちだった…。インテルかACミランで現役を引退するべきだった」。3度目のアタランタ復帰が決定した元イタリア代表FWクリスチャン・ヴィエリ(34)が、16日発売の週刊誌“Chi”のインタビューに応じ、悩める胸中を明かした。

 また入団発表当日、復帰を望まない一部の熱狂的アタランタサポーターから罵声を浴びせられたことについて「サポーターは内部事情を全て把握しているわけではない。プレーで彼らを納得させるしかない」とヴィエリ。

 最後に年俸については「自分自身が楽しむためにカルチョを続けているので、金銭的な問題は二の次だ。確かに以前は高収入だったが、今はお金に興味はない。金額欄が白紙の契約書にサインした。カルチョは俺の人生そのものであり、アドレナリンが分泌される。ボールを蹴っている時は、心から幸せを感じることができる」と語っている。