五輪出場をめぐる問題でバルセロナとの溝が広がりつつあるブラジル代表MFロナウジーニョ(28)について、AEKアテネの元ブラジル代表FWリバウド(36)が自身の見解を明かした。

 「この問題について詳しくは知らないが、バルセロナの主張が正しいだろう。3月から試合に出場していないロナウジーニョが、現状で代表戦を優先するのはおかしい。彼はまずバルセロナで結果を出すべきだ。彼に給料を支払っているのはクラブだということを考えるべきだ。まずはバルサでコンディションを万全に戻し、監督の期待に応えることが重要だ。ブラジル代表としての出場はその後だ。順序を誤ってはいけない」とリバウド。ロナウジーニョの言動に苦言を呈した。

 一方36歳になった今も現役にこだわり続ける理由についてリバウドは「モチベーションの問題だ。俺のモチベーションは下がることがない。今もバルセロナやACミランでプレーしていた頃と同様に練習し、試合に出場したいという情熱があるよ。サッカー馬鹿ということだ」とコメントした。